【アメリカの断水事情】突然の水トラブルと安全な水の確保方法

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皆さんこんにちはYokoです!



今朝水道の蛇口をひねったら白濁した水が出てきました。



今回はアメリカのサウスカロライナで突然起こった断水の話をスーパーで売っている水の種類の画像と一緒にお話ししたいと思います。





■目次■

1. アメリカの水道水を飲みたくない理由

2. 突然の断水!前触れなしで水が止まる

3. 断水の限界は24時間?備えておくポイント

4. 冬場は水道凍結に要注意!防ぐ為の対策とは

5. 断水・水道凍結時に備える非常用品リスト

6. アメリカの断水には最低限の備えを忘れずに




1. アメリカの水道水を飲みたくない理由


 Purefied Water(水道水や地下水から不純物を取り除いた水)



うちの夫はアメリカの水道水を絶対飲まず、以前は必ずペットボトルの水を大量に買い置きしていました。


アメリカの水道水は地域によって水質が大きく異なります。



特に古い水道管を使用している私達の街では化学物質(ケミカル) が含まれていることがあり、安全性に不安がある為あまり信用していないそうです。



でも実は飲料水に関しては、日本よりも安全基準が厳しいデータがあります。




“米環境保護庁(EPA)によると、飲料水に含まれる6種類の有機フッ化化合物(PFAS)について、健康への悪影響が早くから知られている代表的な物質、PFOSとPFOAの最大汚染物質濃度は4ng/L(水1リットル当たり4ng)とした。
日本の暫定目標値(同じ2種合計)の50ng/Lよりも12.5倍厳しい。”

参照元:REAF(一社)環境金融研究機関 
https://rief-jp.org/ct12/144582




今朝水道水を出しても白く濁っていたのもその化学物質が原因のようです。こうした現象は時々起こるそうです。



日本ではブリタの浄水器を使って水を飲んでいた為アメリカでも購入を提案しましたが、夫は頑なに拒否。毎回水を入れるのがめんどくさいとの事。



幼い頃から「水は買うもの」という環境で育ったためか、水道水を一切信用していないようです。(とはいえ、飲食店で出される水は普通の水道水ですが…)


アメリカで暮らすなら、水道水の安全性をよく理解し安心して飲める水の確保方法を考えることが大切ですね。



水道水を飲むことに抵抗があるのなら、浄水器の使用やペットボトルの水を常備するなどの対策がおすすめです。



我が家ではこの浄水器を購入しました。






カートリッジは3つ入りです。浄水器の水と普通の水道水を飲み比べてみると、浄水器の方が若干まろやかになったような気がします。





劇的に味が美味しくなったわけではありませんがフィルターを通して不純物を取り除いているという安心感があります。





2. 突然の断水!前触れなしで水が止まる


Distilled Water(蒸留水)水を沸騰させ発生した水蒸気を集め、それを冷やして液体に戻したもの。1gal(ガロン)は3.78リットル。ガソリンの単位もガロンで売られています。


アメリカでペットボトルの水をストックするもう一つの理由は、前触れのない断水です。



日本では、マンションの掲示板に「〇月〇日の〇時から〇時まで断水します」という告知が必ずありました。



しかし私達が住むサウスカロライナの小さな街ではそういった事前通知は一切ありません。



年に1回程度、水道管のメンテナンスや工事のために断水が発生することがあり、突然水が止まることも珍しくありません。



先日も夕方に断水がありましたが、もちろん予告なしで、いきなり水が出なくなりました。



断水で最も困るのはトイレやシャワーの途中でのトラブルです。
特にシャワー中に泡だらけの状態で水が止まるとどうしようもありません。







さらに、トイレの水を流すには大量の水が必要ですが、ペットボトルの水を使うのは非常にもったいないですよね。



日本で大震災の際、数日後に水道が止まった経験がありますが、その時は「断水に備えお風呂の浴槽に水をためておく」 という対応ができました。



しかし、突然の断水の場合は事前に準備する余裕がありません。

断水中は、トイレを使いたくなった時に仕方なく車で少し離れた断水していない地域まで行き、外食とトイレをそこで済ませることもありました。



夜中にトイレに行きたくなった時は、生理現象なので仕方ありませんが、水が流せずそのままにせざるを得ませんでした。



アメリカでの生活では、突然の断水に備えて、常に水の備蓄やトイレ用の代替手段を考えておくことが大切です。



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3. 断水の限界は24時間?備えておくポイント


下の段にあるのはSpring water(湧水)自然の湧水を集めてボトルに詰めたもの。ミネラルウォーターも湧水の1種ですが一定以上のミネラルを含み主に硬水になります。


断水時に備えるには最低24時間分の水の確保が必要です



アメリカの私の住む地域では24時間以内の断水には事前通知がないことが多く、突然の水不足に備えておく必要があります。



先日の断水では翌朝には水が復旧しましたが、24時間を超える断水の場合は事前通知があるとのこと。



ただし、24時間未満の断水では通知されることはほとんどありません。



断水時の応急対応策

夜突然の断水が起きた場合バス・トイレは以下の方法で乗り切りました。


シャワー代わりにボディーシートで体を拭く

•トイレ用にバケツに水を汲み置きしてない場合はそのままにしておき、断水が終わればすぐに流す。



24時間を超える断水は稀ですが、最低限の備えは常に必要です。




4. 冬場は水道凍結に要注意!防ぐ為の対策とは



冬場の寒さが厳しい地域では、断水以外にも水道管の凍結に注意が必要です。



気温が氷点下になると、夜間のうちに水道管が凍結して水が出なくなることがあります。



私自身、北陸地方に住んでいた頃、極寒の時期にしばらく水が出なかった経験があります。


現在住んでいるサウスカロライナではそこまで寒くはありませんが、過去に同じ南部のテキサス州が寒波に見舞われた際、停電や断水が続いたことがありました。


凍結を防ぐ5つのポイント


1. 夜間は水を少量出し続ける – ポタポタと水を出すことで凍結を防ぎます。
2. 屋外の水道管を断熱材で保護する – パイプの凍結を防ぐ基本対策。
3. 暖房をつけたまま寝る – 家全体を温めることで凍結リスクを下げる。
4. 水道の元栓をチェックする – 緊急時にすぐ止められるように確認しておく。
5. 凍結時は無理に解かさない – 自然解凍を待つか、ぬるま湯をかけてゆっくり解凍する。



5.断水・水道凍結時に備える非常用品リスト



このような突然の断水が起こるのは私達の家の近辺やもっと田舎の方で、それ以外の地域ではそういう事は無いそうです。


断水後水が復旧してもスムーズには出ず、最初は「ゴボッゴボッ」という音とともに、茶色い濁った水が出ることがよくあります。


その場合は、透明になるまでしばらく水を流し続ける必要があります。


次回の断水・水道凍結に備えて用意しておくべきアイテム


ペットボトルの水(最低24時間分)
体を拭くボディーシート
 (シャワー代わり)
使い捨てのお皿や紙コップ(水の節約に)
プラスティックフォーク、スプーンや割箸
調理不要の保存食(缶詰・レトルト食品)
歯磨きシートやデンタルリンス
 (水なしで口腔ケア)




断水が24時間以上続くケースは稀ですが、最低限の備えがあれば安心です。



6.アメリカの断水には最低限の備えを忘れずに


日本では防災グッズの準備が当たり前ですが、サウスカロライナは自然災害が少ない地域と聞いていたのであまり備えを意識していませんでした。



しかし、2024年に大型ハリケーンに襲われ断水こそしませんでしたが、約1週間停電が続きました。





急な断水や停電が発生することもあるため、最低限の非常用品は常備しておく必要があります。


非常用品のポイント

• 飲料水は1人1日3リットルを目安に確保
• 非常食は最低3日分をストック
• 懐中電灯やモバイルバッテリーの準備


突然の災害や断水時でも、これらの備えがあれば安心して対応できそうです。


それでは今日はこの辺で!


Yoko


Xはほぼ毎日更新!!


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