街中の寄付ボックス「ホスピタリティーボックス」
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1. ホスピタリティーボックスとは
hospitalityの意味は東京オリンピックでも有名になった「おもてなし」のことです。
ホスピタリティーボックスとは欲しい人は中にある物を持ち帰ることが出来、寄付出来る物なら何を入れてもいい箱です。
不用品をボックスの中に入れて見ず知らずの人におもてなしをするわけです。
日本の畑の横にたまに無人野菜売りがありますがあれの寄付バージョンのようなものです。
ただし寄付なのでお金を入れる箱はありません。
2.中には何を入れるの?
中に入れる物は基本的には食品ですが、常識の範囲内であれば何でもオッケーだそうです。
私はボランティアの帰りに同僚にもらった(断れなかった)賞味期限内のキットカットを入れました。
3.ボランティア先にもあったが盗難にあう
私がボランティアに行っているお店の商品は全て寄付された物です。
ゆるミニマリストの私はもっぱら仕事の時に不必要なものをせっせと寄付しに行きます。
寄付品の中にはたまに下着や靴下なども混ざっていて、最初は誰が履いたか分からないパンツを履く人がいるの?と思っていましたが
これが結構売れるんです…。茶色いシミがついてるよと言っても「いいよ!気にしないから」と笑顔で言われてそれ以上何も言えませんでした。
寄付品は基本手渡されますが以前はお店の外に勝手に入れていいように、大きなボックスが置いてありました。
しかし中に入って盗んだ人がいたため現在は閉鎖されています。

4.その後ボックスの中身を調べてみた
その後5日経ち、そういえばボックスの中身はどうなっているだろう?ふと思い立ちランニングがてらボックスの中身を覗きに行きました。
少し遠くから眺めると白髪の男性が中を開けて見ています。中に何か入れたのか、何か欲しくて開けたのかは確認できませんでした。
男性が去った後中を見たら私が入れたキットカットは無事誰かの手に渡り、新しく食品の缶が3つとシャーペンが1本入っていました。
その後隣の図書館で本を読み40分後ぐらいに再度中身をチェックしましたが中身は元のままでした。
そしてしばらくしたら新品のホスピタリティーボックスが設置されていました!心ない人が中にゴミや石を入れたりして不衛生だと思っていたので安心しました。
5.別の場所で開けて使えたらと妄想
アメリカの私の周りではレストランなどで注文して食べ切れないと持ち帰る人もいますが、たくさん注文しておいて持ち帰らずに残す人もいます。
またメキシカンレストランに行くと大量にチップスがついてきてそれが取り放題です。食料廃棄量は凄いと思いますが誰も気にしないと言われました。
このホスピタリティーボックス、ドラえもんのどこでもドアみたいにアメリカで入れて飢餓に苦しむ地域で開けたら食物や物資が簡単に受け取れるようになったら便利ですね。
それでは今日はこの辺で!
Yoko
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