【衝撃】アメリカで家賃踏み倒し!?大家はつらいよ、賃貸人との壮絶バトル

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皆さんこんにちはYokoです!



今回は、アメリカの田舎町で実際に起きた「家賃を払わない賃貸人」とのトラブル体験をシェアします。


私の夫(アメリカ人)は、自宅以外にいくつかの土地や家を所有していて大家業もしているのですが、今回登場する賃貸人Dとのやりとりは、まさに映画のようなカオスでした。


アメリカで賃貸経営をしている方、移住を考えている方、不動産投資に興味がある方…これは決して他人事ではありません!


“家賃を払わず居座る” “嘘をつく” “脅しにかかる”など、日本ではあまり考えられないような実話を、どうぞ最後までご覧ください!


「アメリカで」と書いてますが、サウスカロライナ州の1部の地域の出来事です。アメリカ全土に当てはまるわけではありません。



■目次■

1.アメリカの田舎での大家業、実態は?






1. アメリカの田舎での大家業、実態は?




私の夫は、不動産会社を介さずに個人間契約で賃貸しています。


これはアメリカの田舎では珍しくなく、特に家賃が安いモバイルホーム(移動可能な簡易住宅)や土地だけの貸し出しではよくある話です。


契約書は弁護士が作成したテンプレートをネットでダウンロードし、本人と賃貸人がサイン。


犯罪歴などが分かるバックグラウンドチェックは15ドルでできるオンラインサービスを利用します。


家賃の支払いは現金・Cash App・ギフトカードなどまちまち。


土地や賃貸物件の募集はFacebookを使うと、オーナーとすぐに連絡が取れるため便利だそうです。



2.賃貸人選が肝心!後で大変な目に






今回問題になったDという人物は、以前夫の祖母が契約した人でした(物件は祖母と彼が共同で所有)


この祖母はとても優しい方だったのですが、契約書も作らず口約束のみ、バックグラウンドチェックもしていませんでした。


しかも家賃はたったの250ドル(約35,000円)。これは祖母の経済観念が昔のままだったことも関係しているそうです。


結果的に、Dだけでなく祖母が契約した過去の賃貸人Cも家賃を滞納し、Cに至ってはモバイルホームを破壊される(もちろん弁償もせず)という惨状…。


「バックグラウンドチェックはしっかりする」ことが、大家業では本当に重要だと実感しました。


またあまりに安すぎる家賃で契約してくる人は必ず何か訳ありの人が多いと思います。





3.バレバレな嘘「入院していた」作戦


しばらくすると、Dが家賃を全く払ってこなくなりました。家に行っても不在、電話にも出ない。
 

そこでDの隣に住む賃貸人Sに聞くと、「Dはバイク事故で入院中」とのこと。



しかしそれは完全なウソでした。


後日、夫のおじいちゃん(通称パピー)が様子を見に行ったところ、Dは元気に家庭菜園をしていたのです…!





4.驚きの行動!家賃は払わず家庭菜園?


なんと、家賃も払わず立ち退きもせず、Dは借りている土地で野菜を育てていたのです。


パピーによると、スクワッシュ(ズッキーニのような野菜)が立派に実っていたとのこと。




兄が冗談で「家賃の代わりに野菜でももらえば?」と言うので、夫が「じゃあ盗んでくる!」と返し、本当に収穫してきました。


でもDの野菜と思うと食べる気になれず、結局パピーに譲りました。




5.暴走Dの謎理論&脅しに呆然


そんな家に行っても居留守を使うDがある日突然アポなしで我が家を訪れてきました。



夫が私に武器を持ってるかもしれないので部屋の奥に隠れるように言ったの慌てて寝室に逃げた私。


先にDに賃貸契約書を書かせようとしてしましたが



D「俺は字が書けない。今妻が働いてるから電話して後で代わりに書いてもらってもいいか?」



この辺の識字率は約70%でまれに自分の名前すら書けない人がいるそうです。

   

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彼「じゃあ今度その奥さんを呼んで俺の目の前で書かせろ」

D 「すまん、嘘ついた。俺は独身だ」


夫「・・・今まで滞納している家賃を全部払うか、今すぐ出て行くかどちらか選べ」と迫ると、Dは逆ギレ。


金はあるが払いたくない!隣のSが立ち退くまで払わん!

俺が今まで払った家賃の半分を返せ!

俺は元軍人だ!これ以上誰も●したくないんだ!


と支離滅裂な主張を繰り返し、シャツをまくってしなびたお腹の古傷(盲腸?)を見せて脅しにかかる始末…。


最後は夫も呆れて知るかボケ早く払え、じゃなければ出て行け‼」


と一喝。Dは結局その日はビタ一文払わず立ち退く様子もなく帰っていきました。





6. 法的手段へ!たった$50でできる立ち退き請求



もはや個人間での対応は限界。夫は法的な手段に出ました。


まず市役所で40ドルを支払い、Dに対する正式な「立ち退き通知書」を作成。


内容は「滞納分550ドルを5日以内に支払わないと法的措置を取る」といったもの。


下には彼の直筆で

「これは立ち退きの通知だ。これ以上あんたに貸したくない」と書かれています。


その後、Dは最初その手紙を見た時、怒り狂ったそうですが当然のように無視。


5日後、さらに10ドルを支払い、今度は警察に依頼して正式な立ち退き命令を届けてもらいました。


家賃を払わない人を追い出すのにお金を払うのは釈然としませんが仕方がありません。今後一生居座られるよりはマシです。


計50ドルで、合法的に居座りを解決するプロセスが進みます。




7.突然家にやってきて握手を求める





ところがその数日後、またDが突然家にやってきてこう言いました。


「俺は怒ってないよ!今度こそ出て行くから♪」


と笑顔で手を差し出してきたので、夫は握手するフリをして中指を立て


「いいから早く出てけ」とだけ言いました。


そして3日後、結局1セントも払わずようやくDは土地から出ていきました。


残されたのは、大量のゴミと立派に実った家庭菜園だけ…。


立つ鳥跡を濁しまくりです。



まとめ:アメリカでの大家業は大変



アメリカの賃貸トラブルは、「法律が味方してくれる国」とはいえ、ここまでスムーズにいかないことも多々あります。


特に田舎では契約が緩かったり、識字率が低かったり、嘘や脅しで押し通そうとする人も存在します。


でも、最初に賃貸人を選びを間違わずしっかりとした契約書と、法的手段を理解していれば、対処できると思います。


これからアメリカで大家をやってみたい方、トラブルを回避したい方は、ぜひ今回の体験談を参考にしてください。


それでは、また次回のブログでお会いしましょう!


Yoko



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