アメリカのおばあちゃん達のそれぞれの老後
皆さんこんにちはYokoです!
アメリカに移住して約1年。今まで何人かの”おばあちゃん” と呼ばれる年齢の女性達とお会いしてきました。
彼女たちのそれぞれの老後の人生についてお話ししていきたいと思 います。
■目次■
1.おばあちゃんA
2.おばあちゃんB
3.おばあちゃんC
4.おばあちゃんD
5.おばあちゃんE
最後に
1.おばあちゃんA
老後はほとんど目が見えなくなり1人で歩くこともままならず運転 ができない為
彼女の“親友” と呼ばれる女性がいつも代わりに運転していました( この辺は特に田舎なので車がないと何も出来ない)
80歳になる直前に亡くなりましたが死後彼女が”親友” の家賃をずっと払っていた事が判明(Aさんは裕福ではありませんでした)
誰に対しても親切で超の付く程のつくお人よし、彼女のことを悪く言う人は誰一人いませんでした。
2.おばあちゃんB
亡くなる少し前に心臓発作で倒れ、 歩けなくなりほぼ寝たきりで移動は車椅に
男の子の孫と一緒に暮らしておりその子がBさんの面倒を見ていました。
手先が器用で彼女の作った可愛いひざ掛けは私の宝物です。
70歳で生涯を閉じましたが生前にご自身の死後の段取りを決めて おり、誰にも迷惑をかけず
2人の男の子の孫にも家やお金を残した立派な最期でした。
3.おばあちゃんC
日本人女性。戦後基地で知り合ったアメリカ兵と結婚し移住。
アメリカ生活約68年。 今年94歳でまだまだお元気ですが足が不自由でこの2年間家から 出ていません。
耳も聞こえづらくなっておりなかなか会話が成立しませんでした。
子供はおらず亡くなったご主人の兄弟が面倒を見ているようです。
ちなみに車の免許は無く、 週に5日アメリカ政府から派遣されるお手伝いさんが数時間家事を しています。
4.おばあちゃんD
今年91歳ですがまだまだ元気で週に4日のボランティア、教会、知り合いのお誕生日パーティーなど
車を運転してほぼ毎日どこかに出かけています。
ボランティア先ではリーダーですが、偉そうにするのではなく「みんなのお母さん」的存在です。
実はDさんの家の掃除の仕事を頼まれてしたことがあるのですが、 掃除する必要あるの?と思う位ピカピカでした。
いつもおしゃれでよく美容院に行き、 ネイルや素敵なアクセサリーを毎日欠かしません。
ご主人は亡くなっていますが近くに息子さんが住んでます。
ご自身のお誕生日には世界中の子供や孫たちからhappy Birthday!!の電話がありました。
5.おばあちゃんE
フロリダで娘さん家族と大きな新築の家に一緒に住んでいるEさん 。ご年齢は多分80歳位?
サングラスをかけ真っ赤なオープンカーを乗り回し、 昼間から大好きなビールを何杯も飲みます。
愛犬2匹に家族とは別に自分専用のバスルーム、 小さなリビングルームとベッドルームがあり
室内プールとジャグジーの隣で長椅子に寝転びながらタブレットで 読書やネットサーフィン。
ちなみに若い頃はビジネスをしていてハワイに住んでいたこともあ るそう。
最後に
この方たちは実際に私が出会ってお話ししたことがある女性達で す。
AからEのアルファベットはご本人の実際のお名前の頭文字ではありません 。
彼女達を見ていて老後に大切なのは
1.健康
2.お金(心配しない程度の)
3.家族や友達、恋人
だと感じました。
90歳を超えても彼氏や彼女がいる人を見ましたがとても幸せそう で、お買い物中も手をつないでいました。
どこの国に住もうが最低でもこの3つが揃っていたら幸せな老後が 送られるのではないかと思います。
それでは今日はこの辺で!
Yoko
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