【アメリカの家賃援助プログラム セクション8】家賃1ヶ月25ドル⁈実際行ってみた件

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皆さんこんにちはYokoです!



彼の知り合いの女性にセクションエイト8に住む方がいます。セクションエイトとは物件そのものの名前ではなく



ハウジングバウチャー制度の事で、ある一定基準以下の低・中所得者が政府に申請し手に入れることができる家賃1部補助制度の事です。




今回はセクションエイトに住む女性に実際に聞いた話と私の住む街に3ヵ所かあるセクションエイトの様子をお伝えします




■目次■
1.家賃は格安だが何年も待つ
2.住んでいる女性の特徴
3.セクションエイトの外観の様子
4.最後に




1.家賃は格安だが何年も待つ

その女性は月約25ドル(約3500円)支払っているそうですが人によっては10ドルや無料だったり条件によって違うそうです。



ウェイティング(順番待ち)リストで何年も持つ必要があるそうですが、その女性は子だくさんなので特例?で6ヶ月程で入居できたそうです。





2.住んでいる女性の特徴

ちなみにその女性とは24歳の白人女性で5人とも父親が違う(結婚歴なし)子持ちで無職。



無職でどうやって家賃を払っているのか聞くと政府が5人の子供達に支給するお金を家賃に当てているそう。



本来は学校に通うのに必要な物や子供達の服、ランチ代等の為のお金ですが



実際は○ラックやタバコ、車など他の用途に使う親が多いそうです。



そしてタックスリターンの時期になると各5人の子供に多額のリターンがあるそうです。



無職で多分税金を払ってないのにリターン?これについては本人に直接聞いたわけではないので詳しくは分かりません。



4月か5月にウォルマートやベストバイに行くとタックスセールスをやっていて家具や家電が特売で売られます。



中にはそのタックスリターンのお金でテレビ等を安価で買い、後に転売してお金を得る人もいるそうです。





3.セクションエイトの外観の様子

大体があまり良くないエリアにあると言われています(私が住む街自体の治安は比較的良い)


1か所目
下がゴミだらけのところが多いです。ゴミを入れるダンプスターの横にゴミが落ちていますが誰も拾いません。




彼が以前ここにフードデリバリーの配達に行った時玄関から中を見るとゴミだらけゴキブリの糞の匂いがしたそう。



そこのアパートメントに配達しても誰もチップを払わなかったそうです(お金がないと言う事情もある)






この写真では比較的きれいですがダンプスターは常にゴミが溢れかえっていて回収してもすぐに一杯になるそうです。




住人がポイ捨てするタバコの吸い殻がたくさん落ちていても誰も気にしないので掃除する人もいないそう。



メールボックスは日本のものと比べて小さくて可愛い。




敷地内の道路は穴が空いてボコボコ、ひび割れも多いです。



この辺は穴が空いた道路が多いですがここの敷地内は特にひどいです。




住居ではありませんが敷地内の物置。周りに物が散乱してますが放置状態。





徘徊禁止、不法侵入禁止(写真を撮ってる私も⁈)騒音禁止、ポイ捨て禁止。残念ながら守っている人はいないそう。



集合住宅の敷地内にこういうイラストがあるのがアメリカらしい・・・




ここは人が住んでいるらしいですがブラインドの状態を見たらなんとなく住んでいる人が分かりそうです。




ここにはカメラが設置されており見張っていると書かれますが実際にカメラは無いそうです。






2か所目
ここはこの街のセクションエイト中でも1番きれいな所で以前中には交番がありました。住人は年金暮らしの高齢者が多いそうです。





アパートメントタイプではなく大家族向けの戸建てもあります。






3か所目
最後は最も低い所得者向けのあまり治安も良くないと言われるセクションエイト。以前は○人事件もありました。



「この敷地は警察の管轄下にある」や「セキュリティーカメラがある」いう看板がありますがここにもカメラはありません。




空調設備もなく住人が各自用意するそうです。


壁が1部崩れたまま放置された所が何か所かあります。以前外壁はブロック塀だったようですが上から塗ったようです。







4.最後に

将来年金暮しになった時格安の集合住宅に引っ越すのもいいなと思いセクションエイトの事を調べましたが



正直見て回ったらどこも数年待ってまで住みたいとは感じませんでした。



2か所目の1番きれいな所も悪くはないですが高齢者が多いせいもありなんとなく活気がありません。



終の棲家がどこになるのかは今の所分かりません。先のことをあれこれ考える位なら今この瞬間を充実させた暮しをしたい・・・



それが私たちが引っ越しを考えた始まりでした。



それでは今日はこの辺で!!


Yoko




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