「ポリアモリーのリアルとは?」複数人と恋愛関係を築く人に実際会ってみた件

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皆さんこんにちはYokoです!!


皆さんはポリアモリーという言葉を聞いた事はありますか?ボードゲームのモノポリーみたいですが


ポリアモリー(Polyamory)は1人の相手だけでなく複数の相手と愛情関係を築きます。


先日ポリアモリーの20代の既婚者の女性にお会いしました。


今回は彼女とその恋人の1人と、その人の奥さん(ややこしい・・)と同時に会った時の経験をお話ししたいと思います。



◾️目次◾️

ポリアモリーの定義

会った時のシチュエーション

ポリアモリーの歴史

ポリアモリーのメリットとデメリット

最後に




ポリアモリーの定義

ポリアモリー(Polyamory)は、複数のパートナーシップや愛情的な関係を同時に持つことを容認し、受け入れるライフスタイルです。


ポリアモリーの人々は、通常のモノガミー(一夫一婦性の婚姻)とは異なり、一人の相手だけでなく複数の相手と関係を築きます。


ポリアモリーの特徴的な点は、相手との合意や誠実なコミュニケーションが重視されることです。


私が会った女性はご主人公認の2人の彼氏がおり、ご主人も複数人の彼女がいるそうです。


そして他の彼氏と会う時はご主人に今日は彼氏Aと遊びに行くとスケジュールを伝えるそうです。


全ての関係者(彼女の場合はご主人+2人の彼氏)が合意の上で関係を築き、これによりすべての関係が誠実で持続可能なものとなることを目指します。


ポリアモリーはさまざまな形態を取り、一部の人は複数の肉体関係を同時に持つ一方で


他の人はパートナーシップとしての関係と友情としての関係を組み合わせることがあります。


重要なのは、全ての関係参加者が了解の上で関係に参加し、合意のもとで進められることです。


これにより、ポリアモリーの関係はお互いのニーズや価値観を尊重し、サポートし合えるコミュニティを形成することが期待されます。




会った時のシチュエーション

彼女夫婦が2人共ポリアモリーである事が分かった時の話です。


彼女たち夫婦は主人の友人ですが最初は知らなかった(隠してはいないがわざわざ周りに言っていなかった)そうです。


ある日久しぶりに仲間で会う機会があり彼女1人だけだったので


主人「〇〇(旦那さんの名前)は元気?」


彼女「元気だよ。今彼は彼女と一緒に過ごしてるよ」


主人「・・・⁈」


この時初めてこの夫婦がポリアモリーと分かったそうです。


その後私たち夫婦と彼女が久しぶりに会った時に、彼女と一緒に男性が車で迎えに来てくれました。


その後主人が「あの男性は旦那さんじゃないよ」と一言。時間は夜の12時過ぎ位でした。


私はてっきりご主人かと思っていたので、では友達?と聞いたら2人いる彼氏の1人でした。


次の日に4人で遊びに行きましたが2人仲睦まじく手をつないで歩き、一緒に靴を選び見つめ合ってキスをする姿はまさに普通の恋人そのもの。


その日彼女が私に「私達みたいな人って日本にいる?」と聞いてきたので自分の周りにはいないがいるとは思う。


でも今の日本では多分周りに隠している人が多いと答えました。彼女曰く、ヨーロッパにはたくさんいるとの事。


その後4人で日本料理のお店に連れて行ってもらいましたが、そこにある女性が新たに現れました。


彼女とその彼氏+その女性は3人で仲良く並んで楽しそうに食事をしていましたが、後から聞くとその女性は彼氏の奥さんでした。


これポリアモリーの人じゃなかったら普通に修羅場の状況です。


ちなみにその彼女と彼氏は見た目も普通でとてもフレンドリー、サービス精神旺盛なとても良い人達でした。





ポリアモリーの歴史

ところでポリアモリーと呼ばれる人達は以前から存在するのか?調べてみました。


ポリアモリーの概念は歴史を通じて複数の文化や社会で見られますが、その形態や認識は時代や地域によって異なります。


以下は、ポリアモリーに関連する歴史的な要素の一部です


1. 古代文化:

古代ギリシャやローマの一部の社会では、複数のパートナーシップが許容されていたとされています。


古代ギリシャの都市国家アテナイでは、同性愛や異性愛の関係が並存し、異なる恋愛構造が存在していました。


昔の方が今に比べて結構何でもありで、恋愛に対してはとても寛容です。ある意味今よりも進んでいた?


2. ユートピア運動:

19世紀から20世紀初頭にかけてのユートピア運動(理想的な社会や世界を追求しようとする運動)では


一部のコミュニティで共同生活や非伝統的な家族構造が試みられました。


これらのコミュニティでは、ポリアモリー的なアプローチが実践されることがありました。


3. 1960年代の反文化運動:

 1960年代には反文化運動の一環として、伝統的な恋愛観に挑戦する動きが起こりました。


愛と自由の概念に基づく新しい恋愛構造が模索され、ポリアモリーが一部のコミュニティで採用されました。


ヒッピーも又主に1960年代に興った対抗文化運動の一環として誕生したサブカルチャーの一部です。


ヒッピーは平和、愛、反戦、自己探求、共同体生活などを重視し、伝統的な社会構造に対抗する精神を持ちました。


4. 現代の発展:

1970年代以降、ポリアモリーに対する関心が再燃し、オープンリレーションシップやポリアモラス・コミュニティが形成されました。


インターネットの普及により、ポリアモリーの実践者たちが情報やサポートを共有できるようになり


これがポリアモリーのコミュニティの成長を促進しました。


ポリアモリーは多様な形態を取り、歴史的な文脈や文化においても異なるバリエーションが存在します。


ポリアモリーの歴史は変遷し、現代ではさまざまな社会や文化で認知されつつあります。



ポリアモリーのメリットとデメリット


メリット:

1. 多様性と柔軟性:

 ポリアモリーは異なる種類の愛や関係を追求できるため、個々のニーズや希望に合わせて柔軟に関係を築けます。


私が出会った女性は音楽の趣味に合わせて彼氏を選んでいました。ご主人と共通の好きなバンドがいて、一緒にコンサートやフェスに行くが


彼女が好きな別のバンドはご主人が好きではない。なのでそのバンドが好きな彼氏と一緒にコンサートやフェスに行くそうです。




2. コミュニケーションの向上:

ポリアモリーではオープンで透明なコミュニケーションが不可欠です。


これにより、パートナーシップ間のコミュニケーションスキルが向上することがあります。


パートナーシップ間だけに限らず、恋人に合わせて会話や行き先を変えるのは友人や同僚の間のコミュ力も向上する可能性もあります。


3. 感情のサポート:

 複数のパートナーがいることで異なる視点やサポートを得られ、個々の感情的なニーズに応えやすくなります。


1人に限らずいろいろな人と話し意見を聞くことにより視野が広がります。また、恋人が複数いることにより


寂しい時に1人が忙しくても別の人に会える可能性があります。個人的にはこれが1番のメリットだと感じます。



デメリット:

夫婦公認でお互いに恋人が持て、浮気だ!離婚だ!慰謝料だと問題は発生しない。


当人達と周りの人間が納得していれば良いことずくめのように思えますがデメリットは?


私が真っ先に思い浮かんだのが、女性に子供ができた時です


遺伝子検査をして父親が分かったとして、その男性がちゃんと子供に対する養育費など責任を持てるのか?


子供ができたことによって他のパートナー達との関係に亀裂が入るのではないかとの懸念です。



1. ジェラシーと複雑さ:

パートナー間のジェラシーやコミュニケーションの複雑さが生じる可能性があります。特に感情の管理が難しい場合があります。


いくら同意の上とはいえ自分のパートナーが他の恋人とデートしたり、お泊まりに行っても全く嫉妬心はわかないのか?


恋愛中の嫉妬ほど苦しいものはありません。


それについては本人に直接聞いた訳ではないので分かりませんが、こちらのサイトによるとそういう場合もあり得るそうです。


ポリアモリーの辛い悩み。嫉妬心とパートナーとの関係性について

https://www.uraraka-soudan.com/column/179



2. 社会的な認識:

一部の社会ではポリアモリーが理解されにくいため、周囲との認識の不一致がストレスを生むことがあります。


アメリカで会った彼女はアメリカ人でオープンに自分達の関係を話していました。これが今の日本だとまだ堂々と公言しづらいだろうと思いました。


3. 時間とエネルギーの調整:

複数の関係を維持するためには時間やエネルギーを調整する必要があり、これが課題となることがあります。


ポリアモリーの人に限らず何又もかけている人が各恋人の趣味や嗜好を覚えるのは大変だと聞きます。


かなりモテていたかわいい女性が知り合いにいましたが、彼氏の数に合わせて3台携帯を使い分けていたそうです。


ポリアモリーは個人やカップルによって異なる経験があり、成功するためにはオープンで誠実なコミュニケーションが不可欠そうです。





最後に

実際にポリアモリーの人にお会いしてみて思ったのは関係者同士が全員納得していて人間性が良い人であれば何も問題はないということです。


ただ人が人を愛しただけ。


アメリカに来てから同性愛やポリアモリーを堂々と公言する人に会う機会があります。


周りも認めており批判する事もしないので(私の周りの人はそうですが、批判する人もいるかもしれません)


そういう意味ではアメリカは日本よりも自由な国だと感じます。


それでは今日はこの辺で!


Yoko














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