フィンランド旅行②

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皆さんこんにちはYokoです!!



前回のフィンランド旅行①の続きです。2週間Airbnb
に泊まり移住した気分で過ごしました。



かかった金額も書いていますので今後いかれる方の参考になれば幸いです。


 


 




1.移動はヘルシンキデイチケット



•Uber:22.98USドル/10マイル(約16km)ヘルシンキヴァンター国際空港からエアビーまで

•デイチケット7日間(1週間):44ユーロ




こちらのチケットは駅で購入。最初HSLというアプリをダウンロードしてチケット購入しようとしましたがなぜか2人ともできませんでした。



仕方なくエアビーから近場の駅まで歩いて券売機で紙のチケットを購入。チケットはR-kioski(コンビニ)でも売っていました。



金額はAからDのどのゾーンを選ぶかによって異なり私達はABCゾーン7日間を選択。



このチケット1枚で期間内に電車、バス、トラム、フェリーが乗り放題になります。



楽だったのはフィンランドは信用乗車方式で改札がない為乗り降りする度にカードを出さなくてよかった事です。



ただし時々抜き打ちでチェック(検礼)があり、チケット持っていないことが分かると100ユーロの罰金が課せられます。



実はこのチケットは初回乗車時にカードリーダーにかざして有効化しなければならないのですが、私達は知らなくて有効化しませんでした。



(検礼の時だけ見せればいいと思っていた)



買ってから1週間後、電車に乗っている時にチェックがありました。



チケットを見せると車掌さんがそこの青いカードリーダーにタッチしなさいと言い、その時初めて有効化しました。




カードは紙製でしたが光にかざしてみると内部に磁気のようなものが入っているのが見えました。



買ってから1週間後に有効化したのでそこからさらに1週間使えます。つまり1週間分のデイチケットなのに2週間使ったことになります。



私達は知らないうちに1週間キセルしていました。信用乗車方式なのに信用を裏切ってしまいこの場で謝ります、すいません。




 

2.オールドマーケットホール



サーモンスープ:14.5ユーロ




この日は港の近くのオールドマーケットホールへ。1889年にオープンした歴史ある建物です。



夕方4時半頃でこの暗さの為時々夜の7時か8時頃と錯覚しそうに。



あまり下調べをせずに行ったら閉店が5時だったので、慌てて内部を見て回りました。



空港もそうでしたが冬場は日が暮れるのが早いせいか早く閉まるところが多いので行く前に時間を調べた方が無難です。



中はパン屋、カフェ、食料品店、スープ専門店、魚屋、フィンランドの特産品を扱うショップ等が入っています。





Porontaljaのフィンランド語の意味を調べたらトナカイハーネスでした。サーモンの手前にトナカイの毛皮を売っているのがフィンランドらしい。
  




トナカイの肉を使ったレストラン。この時はあまりお腹が空いていなかったので食べませんでした。



写真を撮るの忘れましたがScandinavia Cafeでサーモンスープを注文



サーモンのほかにじゃがいも、ディル、玉ネギが入ったミルク仕立てのスープでとろみはなくさらっとしています。



優しい味で欲を言えばもうちょっと量があったらいいなと思いました。



スープも美味しいですが付け合わせに出されたバターがたっぷり塗られた真っ黒なライ麦パンがすごく美味しかったです。




【オールドマーケットホール公式ページOld market Hall-vanhakauppahalli】
https://vanhakauppahalli.fi/en/




3.へルシンキ中央図書館Oodi





画像引用元: 
【ヘルシンキ中央図書館Oodi公式ホームページ】
https://oodihelsinki.fi/en/



木材とガラスのツートンカラーがスタイリッシュな外観。2019年に世界最高の公共図書館に選ばれたことがあるヘルシンキ中央図書館Oodi。



3階建てで総面積は約10,000平方メートル。全てのフロアを歩き回るだけで結構な運動になりました。






フィンランド独立100周年記念を祝う国家プロジェクトの1つとして、また国民への贈り物として設立されました。



こんなおしゃれな図書館が無料で利用できるなんてヘルシンキに住んでいる人が羨ましい






本以外にもゲーム機や3Dプリンターの貸し出しも行っています。



インターネットでFacebookやGoogleのアカウントを用いて予約することが可能だそう。





若者の為のディストピアゲームナイトや、スウェーデン語学びましょうなどのイベントの案内。



ゲームルームはガラス張りになっていて友達と楽しそうにゲームをしている子達がいました。






館内のおしゃれなカフェ。今住んでるアメリカの街の図書館がこんなのだったら毎日行ってる。



さすがデザイン王国フィンランド。図書館に限らずフィンランドのインテリアはどこに行っても洗練されていておしゃれでした。






3階は10万冊の本が並ぶ「本の天国」。階段の上から下を見下ろした様子。あちこちでくつろぐ人の姿が見られました。



私達はたまたま土曜日に行ってので結構混んでいました。また行く機会があれば平日の午前中か昼間に行ってみたいです。



【ヘルシンキ中央図書館Oodi公式ホームページ】
https://oodihelsinki.fi/en/



 





4.マリメッコ本社



・エコバック: 25ユーロ(10%引き後22.5ユーロ)

・社員食堂maritoriランチ:14.9ユーロ




バスから降りて約徒歩5分程度の所にあるマリメッコ本社。



地下鉄ならHarttoniemi下車で徒歩約10分。お目当てはアウトレットのエコバックと社員食堂maritoriでランチを食べる事でした。



社員食堂は一般人も利用できます。ランチの前に先に買い物をすることに。受付の女性はとても感じが良い方でした。



ロビーにあるソファーとテーブル。おしゃれなウニコ柄のソファーの前のテーブルに本とポストカードが何冊か置かれていました。






ここはアウトレットではない売り場。アウトレットはこの奥にあります。食器やグラス類は持ち帰り時に割れるのが怖くて買いませんでした。






フィンランドの室内は暖房が効いていて暖かいのですが乾燥して喉がすぐに乾きます。この無料の給水器で喉を潤してください。





アウトレットコーナーで梅津かずおさんTシャツを発見。アウトレットにいたのは白人の彼以外全員日本人でした。



(日本人かどうかは服装や雰囲気で分かる)



1人で来ている感じの若い女性や小さいお子さんと2人連れの若いお母さんもいました。






試着室のカーテンですらマリメッコ柄。どこを見渡してもおしゃれで可愛いです。北欧デザイン好きにはたまらないでしょう。






支払い時に10%引きになるから登録をするか?と聞かれ、すると言ったらキーボードを差し出して来たので名前とEメールアドレスを入力しました。






買い物が終わるといよいよ楽しみにしていた社員食堂maritoriへ。メイン料理にビュッフェがついてきます。



お皿もトレイもナプキンも全てマリメッコの柄でテンションが上がりました。



このボリュームで14.9ユーロはフィンランドにしてはかなりお手頃価格だと思います。



ちなみにメインの魚はいくつかある中から選ぶのですが、大きさにかなり偏りがあり、これの3分の1位の大きさもありました。



欲張って1番大きいのを取りましたが、揚げ物の上ボリュームがありすぎてメインだけでお腹がいっぱいに。メインは普通サイズを選ぶ事をお勧めします。



ここはヘルシンキで食べた中で、どこよりも美味しくて、かつお手頃な値段、しかもおしゃれと3拍子揃っていました。



店員さんのユニホームももちろんマリメッコ柄で可愛く今回のヘルシンキ旅行で1番又行きたいと思った場所でした。



難を言えばコーヒーがちょっと苦手な味でしたがこれは個人の好みがあると思います。



食堂内の白人の社員達の周りに居たのは私も含め全員日本人。フィンランド語以外に聞こえてくるのは日本語でした。



社員がいなかったらここは日本のカフェじゃないのか?と思ったほどです。



【マリメッコ本社社員食堂maritori】
https://www.maritori.com/




5.アカデミア書店とカフェ・アアルト



Cafe AALTO:カフェラテ6.6ユーロ、有機りんごジュース5.9ユーロ



20世紀を代表するフィンランド生まれの建築家アルヴァ・アアルトが1969年に設計したアカデミア書店。老舗デパートストックマンの隣にあります。



吹き抜けを囲むような回廊式になっており開放的な空間です。



アートな表紙の建築関係の本がずらりと平置き並んでいます。本自体が重くて大きくフィンランド語なので表紙だけを眺めて歩いていました。






カフェ・アアルトは2階の奥。



このカフェは映画「かもめ食堂」で主人公の小林聡美さんが片桐はいりさんと出会い、ガッチャマンの歌を熱唱したロケ地として有名です。



私の頼んだ有機りんごジュースはすごくおいしかったです。カフェ代の消費税は14%。



店内はあまり広くなく結構混んでいて、たまたま行った時がそうだったのかお客さんのほとんどが年配の女性の方でした。



支払いはテーブルで済ませるタイプ。フィンランドではよほど格式が高いレストランでない限りチップは不要です。




写真関係の本のコーナー。有名なロベール・ドアノー撮影の「パリの市庁舎前のキス」の写真集がありました。



この写真は映画のワンシーンを見ているようでずっと記憶に残っています





2階の吹き抜け部分から1階を見下ろしたところ。書店の中を盲導犬ではない感じの大型犬を連れた女性が散歩していました。



2階には休憩できるソファー席があります。




【Akateeminen Kirijakauppa公式ホームページ】
https://www.akateeminen.com/


6.Mokoマーケット



カフェランチ代:14.77ユーロ






Mokoは1991年トウコレヘト姉妹と母親で立ち上げた会社ですが現在は姉妹によって経営されています






ここはおしゃれなインテリアショップとカフェを併設するMokoマーケットカフェ&ストア・プナヴオリ。



トラムのTelakkaatu駅から徒歩約5分程度の少し坂を上った所にあります。ヘルシンキの街は急ではありませんが意外と坂が多いです。



北欧インテリアに欠かせない色とりどりのキャンドルコーナーが特に充実していました。






存在感があるアンティークな戸棚。値段を見ると1375ユーロ。ホームページによるとインドからビンテージ家具を輸入しているそう。





右手奥にカフェスペースがあります。ランチに選んだのはmokobowl。



量が少ない割には高いと最初思いましたが上げ底になっておらず見た目よりもボリュームがあり、これだけでかなりお腹いっぱいに。



ショップ自体はそんなに広くはありませんが、見ているだけでワクワクする雑貨がたくさんあります。



ランチもマリメッコ本社食堂に比べてしまうと少し割高に感じますがおいしいのでお勧めです。



moko日本語公式ホームページ】
https://moko.fi/in-japanese/




7.スオメンリンナの要塞



HSLスオメンリンナフェリー代:片道2.8ユーロ、12時間有効乗り放題チケット5ユーロ
(フェリー代はヘルシンキデイチケットに含まれるので私達は払いませんでした)

カフェ代: 15ユーロ





フィンランドがまだスウェーデンの1部だった18世紀ごろから建築が始まり世界遺産に登録されているスオメンリンナ要塞。



今もフィンランド海軍の基地があります。マーケット広場東端のエテラ港からフェリーで約15分。



この日は雪が積もっていましたがスノーブーツを履いて基本ルートのブルールートで島内をハイキングしました。






世界遺産の島ですが住民も住んでいるので公園もあります。要塞、壁、盛り土等にはフェンスがありません。



石畳の上に降った雪ですべらないように慎重に歩きました。







1854年にロシア正教の駐屯地教会として建てられたスオメンリンナ教会。



要塞の島だけあって、黒いチェーンが張巡されており普通の教会と外観が違うという印象でした。






全長約8キロに及ぶ城壁で囲まれたかつては堅固な要塞だったスオメンリンナ。島には洞窟のようなな石壁があります。



外も薄暗く中には照明もないのでちょっと怖かったけど入ってみました。






途中で休憩を兼ねて博物館の中のカフェでお茶。チーズケーキ5.5ユーロ、カフェモカ6ユーロ、コーヒー3.5ユーロでした。



冷えた体にコーヒーもチーズケーキもとてもおいしかったのですが、カフェの横のトイレが公衆トイレ臭プンプンでちょっと臭かったです。



でも有料トイレではないので文句は言えません。ヘルシンキ中央駅のトイレなどトイレが有料な場所もあります。






寒い雪の中暖かい格好をしてハイキングするのもなかなか良かったです。



春にはライラックと菜の花が咲き乱れる美しい島になるので機会があれば次回は春に行ってみようと思います



【スオメンリンナ公式サイト】
https://www.suomenlinna.fi/ja/




 それでは次回はエストニア日帰りも含むフィンランド旅行③に続きますのでこの辺で! 



 Yoko 





Xはほぼ毎日更新!!


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